ナイアガラクルーズは、夏のナイアガラの滝観光で外せないアトラクションです。「前に来た時に乗ったから」などとおっしゃり船に乗らないお客様も稀にいらっしゃいます。もちろん無理強いはできませんが、せっかくならぜひお乗りいただきたいおすすめです。
その日の空の色、水の色、そして風向きによって異なる水しぶきの流れ方。何度乗っても「前と同じ」ということはありません。わたしも仕事柄年に何回かは乗船しますが、そのたびに「やっぱりすごいな」と思います。
そんなわたしでも夜のクルーズは乗る機会がなく、先日初めて乗ってみることができました。今回はそのレポートです。
ナイアガラクルーズ昼と夜の違い
ここ数年ロコタビやBUYMAトラベルからお申し込みくださる個人のお客様のご案内も増えています。ナイアガラクルーズを始めアトラクションの代金は、直接現地払いです。
窓口で料金表示を見て「上と下と何が違うの?」と聞かれることがあります。
上の水色の部分は朝から夕方までのデイクルーズ、下の紺色部分は夜のクルーズです。では昼と夜、お値段以外に何が異なるのでしょうか。
VOYAGE TO THE FALLS BOAT TOUR
アメリカ滝の前からカナダ滝の滝壺まで、行って帰って20 分ほどのクルーズです。昼前後の混雑する時間は2艘の船を使って15分ごとに運航されます。
風向きにもよりますが、ナイアガラの滝(特にカナダ滝)の水しぶきを浴びながら、滝の迫力を体感するクルーズです。
FALLS FIREWORKS CRUISE
10時からの花火に合わせて1艘のみ運航されます。アメリカ滝の前からカナダ滝近くまで進みますが、滝壺には入りません。デイクルーズのように滝自体を体感するというよりも、夜景を楽しむクルーズです。
乗船時間も約40分と長くなりますが、デイクルーズほどは濡れません。国境の橋レインボーブリッジの近くで花火を鑑賞して桟橋に戻ります。
花火クルーズ乗船記
6月19日(水)。
花火クルーズの乗船開始は9時15分からです。この時間に乗船場入り口が閉まるので、9時15分までに必着しなければなりません。早めに行って改札が始まるまでパティオで寛ぐこともできます。
9時30分、出航。一番日の長い時期なので、まだ暗くなりません。
デイクルーズとは違い、国境の橋レインボーブリッジ近くまで下がってからアメリカ滝の前に進みました。
カナダ滝へと向かいましたが、滝壺には入らず少し手前で停船です。この頃にはようやく暗くなりました。
再びレインボーブリッジの下まで戻り、花火を待ちます。花火は10時から約5分間上がります。
花火が終わると船は桟橋へ向かい、約40分のクルーズ終了です。
月明かりもきれいな夜でした。
デートナイトにおすすめ
デイクルーズとはまた違った雰囲気で、花火クルーズは特にカップルにおすすめしたいと思いました。きっと、ナイアガラの夜にステキな思い出を作っていただけることでしょう。
700人乗りの船ですが、花火クルーズは乗客数も400人に抑えられています。夏休み前の平日だったせいか当日朝でもチケットを購入できましたが、夜には売り切れていました。早めの予約がおすすめです。