ナイアガラの滝からすぐ!チューリップに囲まれたプチ旅

ぷち旅aroundナイアガラの滝

春生まれのわたしは春が大好きです。今年の誕生日は、ナイアガラの滝から車で30分ちょっとの近郊にあるチューリップ畑を訪ねてみました。

赤白黄色だけではなくピンクや紫、色とりどりのチューリップに囲まれたプチ旅のレポートです。

チューリップ農場訪問記

ナイアガラの滝から西へ30キロ弱、Fenwicまでチューリップ農場を訪ねました。TASCチューリップピックファームです。

当日の朝、オンラインでチケットを購入して出発

チケットの料金は大人$17.50(約1750円)でしたが、これに手数料や税金が加算され、2人分で$44.74(約4500円)。1人10本づつ摘んで帰るチューリップの料金も含まれています。追加のチューリップは1本$1(約100円)とのことでした。

「次の角を曲がったところだね」と言いながら交差点近くへ差し掛かると、メインの通りから、もうチューリップ畑の鮮やかな色が見えていました。

以前はよく通った道だったのに全く気づかなかったと思ったら、2021年パンデミック中にナイアガラの保健局から屋外アクティビティとしての認可を受けオープンした施設だったとのことでした。

いざチューリップ畑へ

チューリップは、色ごと種類ごとに植えられていました。畑のうねに当たる部分を自由に歩いて、写真を撮ったりチューリップを摘んだりします。

チューリップ畑のあちこちに、いかにもインスタ映えを狙った額縁のようなものや自転車、木靴などが置かれていて、そこで写真を撮る人たちで賑わっていました。

200万株植えられているというチューリップの中から、どれを摘んで帰ろうかと考えながら散策です。40分くらいチューリップ畑を歩いて、ピンクを中心に3種類、10本選んで摘みました。

週末は混みそう

平日のお昼でしたが、農場には観光バスも来ていて、多くの人がチューリップを楽しんでいました。日が長い時期なので、夕方からはもっと人出があるのかもしれません。

そして週末のチケットは売り切れも続出のようです。特に今週末は母の日なので、きっと激混みになるのではないでしょうか。

その前に訪れて、ゆっくりチューリップを摘めて良かったと思います。

チューリップと言えば、オランダ?

カナダの首都オタワでは毎年春のイベントとして盛大なチューリップフェスティバルが行われています。

チューリップと言えばオランダが有名ですが、オタワのチューリップフェスティバルは、オランダと縁の深いイベントです。

第二次世界大戦の時、オランダの王族がイギリス領だったカナダに亡命していました。そしてその間にオランダの王女が出産されることになったのですが、オランダでは国内で生まれた子供にしか王位継承権を認めていませんでした。

そこでカナダは、王女が入院した病院の部屋をオランダ領としました。そこで王女が出産し、生まれた子供は無事にオランダの王位継承権を得ることができたのです。

このカナダの措置に感謝して、戦後1945年にオランダからカナダに10万株のチューリップが贈られました。そして、今も毎年1万株の球根がオランダからカナダへ送られ続けています。

カナダは、オランダとの友好と平和を祝うイベントとして、1953年からオタワでカナディアンチューリップフェスティバルを開催するようになりました。

ナイアガラ公園もチューリップでいっぱいです

写真はテーブルロックです。チューリップの向こうにカナダ滝の水しぶきが上がっています。

ナイアガラ公園は春から秋まで季節のお花で彩られますが、今の時期はチューリップもたくさん咲いています。機会があれば、ぜひ春のナイアガラをお訪ねください。

チューリップ農場に行ってみたいというようなご希望があれば、ロコタビBUYMAトラベルからもお問い合わせいただけます。

摘んで帰ってきたチューリップたち

タイトルとURLをコピーしました