【2024年上半期】ワイナリー巡りの記録

Winery2024 ぷち旅aroundナイアガラの滝

アイスワインの産地として有名になって以来、ナイアガラ平野ではワイン作りが重要な産業になりました。現在では大小合わせて200軒以上ものワイナリーがあります。

自分で運転していくと試飲ができないので、なかなかワイナリー巡りをする機会がありませんが、誕生日や結婚記念日など機会があると、ワイナリーに連れて行ってもらうようにしています。

今日は今年連れて行ってもらったワイナリーの紹介です。

ジャクソン・トリッグス

ジャクソン・トリッグス(Jackson-Triggs)は、カナダを代表するワイナリーの一つと言われる、ナイアガラでは大きなワイナリーです。ナイアガラだけではなくブリティッシュコロンビア州のオカナガンにもワイナリーを持っています。

アラン・ジャクソン(Allan Jackson)とドナルド・トリッグス(Donald Triggs)が、1989年に既存のワイナリーを購入して創業しました。

2006年に、ジャクソン・トリッグスはインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)で最優秀シラーズ/シラー部門で金賞を受賞。

その後も国際的なワインコンペティションで多くの受賞歴を持ち、その品質の高さを誇っています。

ナイアガラオンザレイクのワイナリーには、広々としたビジターセンターと試飲室が設けられています。

夏季にはここで「ジャクソン・トリッグス・アンフィシアター」という野外コンサートシリーズが開催されます。アーティストによるパフォーマンスを楽しみながら、ワインを味わうことができる人気のイベントです。

ジャクソン・トリッグスのワインはナイアガラのレストランにもよく置かれています。地元でもお馴染みのワイナリーと言えるでしょう。

Jackson-Triggs https://www.jacksontriggswinery.com/

ジョセフズ・エステート・ワインズ

ジョセフズ・エステート・ワインズ(Joseph’s Estate Wines)は、カナダのオンタリオ州ナイアガラ・オン・ザ・レイクに位置する家族経営のワイナリーです。このワイナリーは、ナイアガラ地域の豊かな土壌と気候を活かして、さまざまな種類のワインを生産しています。

ジョセフズは1996年に開業しましたが、その歴史はそれよりもずっと以前に始まりました。

ジョセフ・ポーホーリーは、ナイアガラで最初のワイナリー経営者の一人です。彼は1979年にニューアーク・ワイナリーを設立しました。このワイナリーは、70年代にナイアガラで開業した3つのコテージ・ワイナリーのうちの1つで、ワイン産業の基礎を築いたと言われています。

またジョセフは、1983年にヒルブランド・ワイナリー(Hillebrand Winery)/現在のトリウス・ワイナリー(Trius Winery)で、ナイアガラ平野で初めてのアイスワイン作りに携わりました。

ジョセフズは小さいながら、ナイアガラ平野のワイン産業の歴史の中で重要なワイナリーです。ナイアガラオンザレイクから高速道路に出る街道沿いにあるので、機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

Joseph’s Estate Wines https://www.josephsestatewines.com/

ビットウィーンザラインズ

ビットウィーンザラインズ・ワイナリー(Between the Lines Winery)は、比較的新しいワイナリーです。2007年に創業し、若いながらも個性的で高品質なワインを生産しています。

ワイナリーツアーを専門にするガイドさんたち何人かに「おすすめのワイナリー」をたずねたところ、このビットウィーンザラインズの名をあげる人が多かったので訪ねてみました。

ビットウィーンザラインズも規模としては大きくない家族経営のワイナリーです。伝統的なワイン製造の技術と独自のスタイルで、革新的なワイン作りに取り組んでいます。

例えば口当たり良いのスパークリングワインなども作られていますが、缶入りなのでワイン初心者にも馴染みやすいようです。

ワインセラーがクラブハウスとテイスティングルームになっていて、実際にワインが作られているその場で臨場感を持ってワインの試飲を楽しむことができます。

グループツアーへの対応も可能ということですが、本当にこじんまりとしたワイナリーなので、大型バスのツアーは難しいかもしれません。

それだけに個人のお客様からのご要望があれば、ぜひご案内させていただきたいワイナリーでもあります。

Between the Lines Winery https://betweenthelineswinery.com/

ラビーンビンヤード

ラビーンビンヤード・エステートワイナリー(Ravine Vineyard Estate Winery)は、ナイアガラの滝とナイアガラオンザレイクの途中、セント・デイヴィッズ(St. Davids)に位置しています。

ラビーンビンヤードは150年以上、5世代続く家族によって所有される農場で、歴史的な建物があり、地域の歴史や文化を感じさせる環境が魅力です。

ラビーンビンヤードではテロワール(気候や土壌)の特性を活かすことを重視し、ナイアガラ平野ならではのカベルネ・フラン、シャルドネ、メルロー、リースリングなどのワインを生産しています。

アイスワインを作っていないので日本のお客様をご案内する機会はないかもしれませんが、ワイン好きの方にはおすすめしたいワイナリーです。

またワイナリー内にファーム・トゥ・テーブルをコンセプトとしたダイニングがあります。自家農園で育てた新鮮な食材や、地元の生産者から仕入れた食材を使用するレストランです。ワインと料理のペアリングで、地元の食文化を堪能できます。

そのためラビーンビンヤードでは、結婚式やプライベートイベントなども数多くとり行われています。

Ravine Vineyard Estate Winery https://www.ravinevineyard.com/

名物はアイスワインなので

2024年上半期に初めて訪れたワイナリーを紹介してみました。気になるワイナリーはありましたか?

ワイナリーへのツアーをご案内させていただく際、特にご指定やご希望がなければ、イニスキリンに立ち寄っています。

イニスキリンはアイスワインブームの火付け役ですし、いろいろな種類のアイスワインを作っていて、アイスワイン4種類を飲み比べていただけるテイスティングコースもあるからです。

普段あまりワインは飲まないけれど、せっかくナイアガラに来たのだから名物アイスワインを飲んでみたいという方には、イニスキリンが最適ではないかと思っています。

でも、行ってみたいワイナリーがあればお気軽にご相談くださいね。紹介させていただいているワイナリーでもそれ以外でも、ご希望に合わせてご案内いたします。

オプショナルツアーのご案内はこちら⤴︎から

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